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ビール原材料の生産者様紹介

瀬谷の小麦ビール岩﨑さん

横浜市瀬谷区の「岩﨑農園」は、岩﨑英一さん、岩﨑良一さんの親子で営む専業農家。横浜の宅地化が進む中、古くから受け継ぐ農地を守り、地域の畜産農家でつくられる堆肥を使い、できる限り化学肥料や農薬に頼らない農業を続けています。毎年横浜ビール向けに小麦を栽培していただき、小麦の種まきや麦踏み、収穫作業を横浜ビールスタッフ一同で体験させていただいています。「瀬谷区に小麦がつくられていることを知ってほしい」という岩﨑さんの想いをカタチになりました。

道志の湧水仕込村民

横浜の近代化は山梨県道志村から流れる水が欠かせませんでした。横浜の水源地道志村。横浜市が道志村から取水を行い120年を数えます。船乗り達から「赤道を越えても腐らない」と称された水は今も横浜をたしかに支えています。ビール造りには毎日たくさんの水を使用します。生活の源である命の水。横浜のビール屋として街を俯瞰して見た先に道志村がありました。「水源地に想いを馳せ、自分たちの街を見つめ直す」そんな想いを込めてビール醸造に取り組んでいます。

ドラゴンフルーツ松本さん

横浜市港北区小机にある松本さんの農園だから小松ファーム。横浜で唯一ドラゴンフルーツを栽培されています。南国のフルーツであるドラゴンフルーツをなぜ横浜で?その理由は愛娘さんの「食べてみたい」という一言がきっかけだったそうです。ドラゴンフルーツは満月の夜にしか受粉しないという不思議な植物。月明かりに照らされた妖艶なドラゴンフルーツの花を見ると、ここが横浜市内であることを忘れるようでした。

池谷さん

今でこそ桃と言えば山梨、福島、山形が有名ですが、かつては「東の神奈川、西の岡山」と言われるほど神奈川は桃の一大産地でした。鶴見川の氾濫や戦後の宅地化などで、今では港北区綱島・池谷家だけでしかつくられていない幻の桃「日月桃」(じつげつとう)。綱島の桃の歴史の語り部であるこの貴重な桃はビールに姿を変え、毎年桃の地元である綱島の地域の方々へお還ししています。